レディース鍼灸 子陵。不妊鍼灸。横浜市都筑区。判定日にhcgが低い場合は当日の鍼も効果あり。高齢出産で自然妊娠も。当院の最高年齢48歳。採卵、移植後に子宮内膜が薄い場合は鍼灸で厚くしましょう。
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症例・患者様の声(妊娠)

2022/11/25

流産の原因は不育症。不妊クリニック転院後、鍼を併用し体外受精で妊活卒業。

 

Nさん34歳 体外受精 施術26回(治療成績2022.2.Cさん)

 

「陣痛促進の鍼の3日後に2900gの男の子が生まれました!」とお電話を頂きました。5時間と安産だったようですが・・・

 

ご本人は痛みで大変だったようです👶🏼

 

 

 

1.治療履歴。不妊専門クリニックに通院するまで

結婚後まもなく自然妊娠するが胎嚢確認後、流産。その後2年経過するが妊娠の兆候がないため不妊専門クリニックへ。卵管造影検査で卵管狭窄が分かり体外受精にステップアップし、凍結胚が3ケ出来る。

 

 

 

2.レデース鍼灸*子陵での初診

同じ不妊専門クリニックへ通う患者さんのブログを見て、レデース鍼灸子陵に来院。2ケ月後の移植に向けて鍼で体を整えたいと希望。過去1年ほどストレスで閉経した事があり。

 

現在は28日周期で生理周期は順調。20代の頃に比べて生理の経血量は少なくなり、塊が出て、毎月の生理痛が苦痛で痛み止めが欠かせないとの主訴。

 

 

 

3.レデース鍼灸での治療方針

凍結胚があるので生理の状態が良くなるまで子宮への施術を主体にする。生理の内容と子宮の状態は比例するので、生理痛が治まり、経血量が増えれば移植可能であると伝える。

 

子宮環境を整える施術をメインに考えました。

 

 

 

3-1.生理痛の原因は冷え。鍼治療での対策

西洋医学で生理痛とは内膜症がないかどうかの確認をし、内膜症が無ければ痛み止めを処方される対処法ですが東洋医学では痛みは体内の不調と考えます。生理痛はないのが普通との考え方です。

 

生理とは子宮内で不要になった内膜を剥がす排出作業です。子宮の動きが良くなれば生理痛は解消します。子宮の動きが悪いのは子宮内の冷えが原因です。ご本人も冷え症の実感はあったようですが、冷えと生理痛は結びついていなかったようです。

 

鍼治療では子宮に関するツボをメイン子宮内の血流量を増やすように施術。宮内の血流量が増えれば子宮内の冷えも解消し子宮の動きが良くなります。

 

鍼治療を行いながら、ご本人には冷飲冷食を避けるよう徹底してもらいました。

 

 

 

 

4.レデース鍼灸子陵での鍼治療内容と結果

 

4-1.生理痛治まる(1~3回目)

生理痛が治まり、痛み止めも不要に。塊も出ず、鮮血・サラサラな経血となる。子宮環境が良くなった証です。ご本人も大好きなアイス断ちをし、頑張りました。

 

 

 

 

4-2.内視鏡検査でポリープ発覚(5回目)

経血量が徐々に増える。移植に向けての内視鏡検査でポリープが見つかり、ポリープ切除。

 

最近の事ですが、ポリープが着床を疎外すると考える不妊専門クリニックが多く見受けられます。Nさんのクリニックでも妊娠率を上げるためにポリープ切除を行いました。

 

切除後は1周期お休みとなりますので、その間にも鍼を行い子宮環境を整えていました。

 

 

 

4-3.不育症の診断(9回目)

経血量が徐々に増える。移植に向けての内視鏡検査でポリープが見つかり、ポリープ切除。

 

凍結胚を移植するが2度目の流産。不育症専門医を受診。不育症と診断されアスピリンの処方を受ける。不育症とは化学流産を3回繰り返したり、10週超えて流産となった時に疑う疾患です。

 

Nさんは年齢も勘案して早めに不育症検査を受けました。

 

食生活の変化に伴い、レデース鍼灸子陵の患者さんの中にも不育症が増えている感覚があります。不育症専門医の指導のもとに皆さん出産されていますので過度な心配は不要です。

 

 

レデース鍼灸子陵はセンター北駅ですが、近隣の「杉ウイメンズクリニック」での不育症検査をお勧めしております。

 

 

 

4-4.流産。搔把手術を行う。(15回目)

アスピリンを服用しながら凍結胚を移植するが、胎嚢確認後、流産。掻把手術を行う。

鍼でも流産の自然排出はできるのですが、2~3日かかります。Nさんは急いでいるとの事で搔把手術を選択されました。

 

 

 

4-5.不妊クリニック転院。体外受精から妊活卒業まで。(23~30回目)

 

クリニックを転院して、再度体外受精を行う。採卵で凍結胚1ケ出来る。

 

クリニックによって誘発方法が随分と違います。今までは弱めの誘発で採卵するクリニックでしたが、転院後は強めの誘発を行うクリニックです。

 

高齢の患者さんにはお勧めできませんが、Nさんは34歳と若いので強めの誘発でも可能だと考えました。

 

しかし、期待したほどには凍結胚は出来ず、1ケでした。ただ凍結胚のグレードは良く、アスピリンを服用しながら凍結胚を移植・妊娠。安定期まで施術を行い妊活卒業。

 

 

 

 

4-6.陣痛促進の鍼効果(31回目)

39週で大きくなり過ぎたので予定日前に出して欲しいとの希望で再来院。

陣痛促進の鍼を行う。3日後に無事出産となりました。安定期まで鍼を続けると臍帯が太くなります。

臍帯はお母さんから赤ちゃんに栄養を送る大切な器官です。臍帯が太いと栄養も十分に送られますので、高齢出産でも大きく生める方が多いようです。

 

 

 

5.さいごに

当院では常に患者さんが無事に出産できるように考えて、治療を行っています。

 

不妊専門クリニックでの検査結果の数値をもとに今のお体の状態を把握し、鍼治療を行います。

 

 

またレデース鍼灸子陵は体外受精のお医者さんが所属する(社)生殖医学会の会員です。

 

日々新しい情報を収集し、研鑽に努め患者さんにフィードバックできるように心掛けております。

 

ネット情報は玉石混交、常に確かな情報をお届けします。

 

専門用語やお医者さんには聞けない質問、クリニック情報など何でもお気軽にご相談下さい。

 

Nさん長い妊活、本当にお疲れ様でした!子育て中も大変なことは多々あるでしょうが、この妊活を乗り越えたNさんにはどんなことも 幸せに感じられるのではないでしょうか。

 

またお会いできるのを楽しみにしております😃

 

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