1.レデース鍼灸*子陵を受診するまでの経緯。
常に耳が詰まった感覚と耳鳴りで聞こえづらくなりました。
耳鼻科ではビタミン剤や漢方を処方されたのですが改善せず。
東京にある耳鳴り専門の鍼灸院まで通っていました。
初診では、完治するまでに時間がかかると言われていたので覚悟していましたが、50回を超えた辺りから、もう治らない のかと思い、職場で同僚に相談すると、「中国鍼がいいよ!」とレデース鍼灸*子陵を紹介してくれました。
初診の時の、中国鍼の衝撃は忘れられませんが、当日に耳の詰まりは治まりました。
続けていくうちに少しづつ耳鳴りの不快な音も小さくなり、10回の治療で終わりました。
今まで東京まで行っていた苦労はなんだったのか?と思いました。
2.耳鳴り・難聴とは。
耳鳴りとは聞こえていない音がご自身にだけ聞こえる症状で、それにより難聴も伴います。
音は鼓膜から耳小骨に増幅され、その振動から電気信号で脳に伝わり音を認識しています。
この過程で何らかの異常があり、耳鳴りや難聴が起こると考えられています。
3.耳鳴り・難聴の原因。
耳の病気(外耳・中耳・内耳の炎症)以外に下記が考えられます。
- 血流不足
寒さやコリで耳の血流が不足すると、音を感じる細胞への血流(栄養)不足で聴力が低下。 - 気温差による体調不良
真夏のエアコンのある部屋から外出すると気温差が激しく、自律神経が乱れ、体調不良が耳にも影響が及ぶ。 - 気圧の変化
飛行機に乗った時や台風前の気圧の変化により、血管が膨らみ耳周辺の神経を圧迫して起こる。 - 大音量を長時間
音を伝える有毛細胞が傷つき、音が伝えられなくなる。 - ストレス
疲労やストレスにより発症。
4.中国鍼で改善できること。
(日本鍼との違い。)
初診での問診から日本式の鍼に通院されていた事が分かりました。
耳鳴りや難聴について日本式も中国式も使用するツボは、ほぼ同じです。
しかし中国式の場合、病の重さに応じて鍼を打つように考えられています。
重い病の時は強く、軽い病の場合は弱く施術します。
日本式の鍼で改善が見られないとの事でしたので、日本式と同じツボにしっかりと施術いたしました。
多少痛みは伴ったようですが、初診で効果を感じて頂けたようです。
耳鳴りの不快な状態はご自身で分かるので、数回で治療を終了しました。