1.レデース鍼灸*子陵受診するまでの経緯。
子供が欲しくて婦人科でタイミングを診て頂いていますが、なかなか授からず、原因は毎月、痛み止めを飲まないと過ごせないほどの生理痛ではないかと思いクリニックの先生に質問しました。
「軽い内膜症があるので、そのせいだと思います。妊娠を希望しなければ生理を止める方法もありますが、それよりも早く妊娠することです。」
と言われてしまいました。
もちろん妊娠したくてクリニックに通院しているのですが、思うようにならずに悩んでいました。
自分でできる事はないかと思い、ネット検索したところ鍼が良さそうだったので自宅近くのレデース鍼灸*子陵に通うことにしました。
子陵の先生は「痛みの原因はその箇所が不調であるという体からのメッセージです。お薬を飲まなくてもよくなりますよ。」と言われました。
先生の言葉とおり、2~3回の鍼で生理痛がなくなり、生理の状態が驚くほどに変わりました。
しばらく続けているうちに内膜症までなくなり、驚くことばかりです。
鍼の後は体がポカポカしてよく眠れ、基礎体温表も上がり体調も良くなっているような気がします。
このまま続けていたら、授かりそうな前向きな気持ちになってきました。
2.生理痛とは。
生理痛とは月経時の下腹部の痛みで生理痛が重い場合は月経困難症。
子宮筋腫や子宮内膜症などの病が原因の場合は器質性月経困難症と呼ばれています。
3.生理痛の原因と西洋医学での治療。
生理痛の原因は月経時におけるホルモンの作用による子宮の収縮と考えられますが、若い方に多いのが子宮への血流不足、運動不足が挙げられます。
また、子宮内膜症の場合は子宮の組織が子宮以外の部分で増えてしまい、生理の時のように経血を排出する場所がないので、そこで経血が溜まり痛み が引き起こされます。
治療としては薬物療法が主に考えられています。
鎮痛剤の服用や低用量のピルで生理を止める方法がありますが、妊娠を希望している場合は排卵を止めてしまうことになるので、患者さんの希望と年齢を勘案する必要があります。
4.中国鍼での生理痛の治療について。
中医学の考え方として、痛みは体からのSOSです。
痛みの部分に何か不具合があるから痛みが出る。
例えば、胃腸が悪い時には吐いたりお腹を下したりします。
それと同じで子宮の調子が悪いので痛みます。
生理とは使わなくなった内膜を剥がして捨てる作業です。
子宮が収縮して内膜を剥がすのですが、その作業がスムーズにいかない時に痛みが起こります。
鍼では子宮内の血流量を増やし子宮が元気に動けるように促します。
血流量が十分であれば、元気に動くようになるのです。
また、鍼治療では子宮だけでなく、全身に血流が巡るようにしますので代謝が良くなります。
子宮内膜症が治ることはありませんが、代謝が良くなれば溜まっていた不要な血液が早く分解して内膜症が一時的に消えたのだと思います。
(体をぶつけた時にできる青あざが消える原理と同じです。)
子宝もご希望との事でしたので、子宮だけでなく、卵巣への施術も行い卵巣も元気になるように努めます。