1.レデース鍼灸*子陵を受診までの経緯。

トイレでいきんだ時に膣の辺りに何かが出てくるような違和感がありましたが、直ぐに治まったので、気にしていませんでした。
しばらくして重い物を持った時も同じ感覚があり、その後も違和感が続いていたのですが、お風呂で指に何かが触れるくらい出てきたので、驚いて婦人科で診てもらいました。
子宮下垂という初めて聞く病名に戸惑いました。
完治を目指すなら子宮摘出手術が一番とのことでしたが、第二子が欲しかったので子宮は温存したいと考えました。
リングペッサリーを入れることを提案されたのですが、何度か交換する必要があるとの事でしたので、自分で何か出来ることはないかと思い、レデース鍼灸*子陵のお世話になる事にしました。
先生によると、子宮はヒモ状の靭帯でぶら下がっているだけなので、その靭帯や周りの筋肉が緩んで伸びてしまう事で子宮が下るとの事。
緩んだ靭帯や筋肉に鍼で刺激をすることにより、伸びた部分が収縮して戻ると説明を受けました。
半信半疑でしたが初めての治療で出ていた物が引っ込んだので驚きました。
ただ完治を目指すなら1回の治療では難しいとのこと。自宅でできる筋トレを教えて頂き重い物はしばらく持たないようにと言われました。
完治を目指しながら第二子妊活でもお世話になりたいと思います。
2.子宮下垂の原因と西洋医学での治療。
子宮下垂とは子宮が従来の位置から下がり、子宮の一部が膣の外に出てしまう状態を言います。
また、子宮以外の臓器も下がる場合があります。
(尿道脱・小腸脱など)骨盤底筋には靭帯や器官で骨盤内を支えていますが、筋肉や靭帯が緩み臓器を支えきれずに出てきてしまいます。
原因は加齢や肥満、便秘、長期の重労働、立ち仕事、多産、分娩時の障害など骨盤への負担が強い場合が挙げられます。
治療としては手術療法が主ですが、妊娠を望む場合に手術は適用外。
フェミクッションやリングペッサリーなどの保存的治療になります。
3.中医学での子宮下垂の治療と考え方。
中医学では子宮下垂と胃下垂は同じ原因と考えられます。
気虚と診断するのですが、分かりやすく言えば体全体のエネルギー不足により、内臓を支えられないという考え方です。
鍼治療ではエネルギー不足を補う施術を行います。
胃腸や脾臓に関するツボの他に生殖器を司るツボに重点的に鍼を行います。
それにより、骨盤底筋や靭帯にも血流が廻り緩んだ内臓を引き上げる仕組みです。ご自身でも生活習慣を改めて頂きたいと思います。
具体的には
① 暴飲暴食は避け睡眠はしっかりと。
② 体の中を冷やさない。飲み物は常温か温かいものを。
③ 適度な運動により、骨底筋を鍛える。
などです。
第二子希望とのこと。授かった場合に胎児の重みでより下がる場合がありますので、早く完治を目指しましょう。
