- 1.レデース鍼灸*子陵の初診~二人目まで。
- 2.第二子妊活。育児と治療の両立が難しく、鍼も思い通りに通院できず。
- 3鍼を再開。グレードの良い胚盤胞凍結を目指す。判定日のhcgが低く鍼の効果を実感。
- 4.まとめ。第二子妊活は育児とクリニックの両立が鍵。
Yさん41歳 体外受精 施術13回(治療成績2023.4~9.Dさん)
第一子出産後、第二子希望でいらしていたYさんから「1月末に出産しました!2886gの男の子です。」と連絡を頂きました。
第一子は3000gを超えていたのですが、帝王切開の第二子も大きく育ちましたね。
妊娠後も鍼を続けると、胎児に栄養がたくさん送られるように臍帯が太くなります。
高齢出産でも大きなお子さんが子陵の患者さんの特徴です。
結婚から12年目で二人の男の子のママになりました。
クリニックも3件に及びましたが、諦めないで良かったですね。
長い間、頑張りました!おめでとうございます😄
1.レデース鍼灸*子陵の初診~二人目まで。
初診で子陵にいらしたのは34歳の時。第一子希望でした。
既に3回の採卵と移植を7回行っていましたが、妊娠には至らず、レデース鍼灸*子陵を受診。
若いので鍼治療を続ける事でグレードの良い胚盤胞になりました。
しかし、移植を繰り返しても着床せず、子宮内フローラ検査やERA検査など色々な検査を行っても原因が分からず、やけになって新鮮胚を移植し、やっと授かりました。
第二子の治療では採卵できても受精後の分割が止まり移植まで至らず。
思い切って転院し、1回の採卵で妊娠・出産できました。
2.問診・主訴。
(育児と治療の両立が難しく、鍼も思い通りに通院できず。)
第一子出産後の2年後にレデース鍼灸*子陵を再受診。
第一子治療時の凍結胚があり、1回施術後、移植するが妊娠せず。
採卵からのスタートとなる。
ただ第一子の育児もあり、預け先を探すのも一苦労。
鍼は1周期に一度となる。(通常は1周期に2~3回)
3回続けて採卵するが分割が途中で止まり移植まで至らず。
保育施設のあるクリニックを探して転院する。
3.鍼を再開。
(グレードの良い胚盤胞凍結を目指す。判定日のhcgが低く鍼の効果を実感。)
第一子治療時は1周期に2回の鍼治療で胚盤胞になっていたので、第二子でも同じような頻度で鍼を行うことにする。
7回施術後、転院先のクリニックで初採卵。
2ケ採卵し、2ケともに胚盤胞凍結できる。
9回施術後、移植するが流産となる。
13回施術後、移植・妊娠反応は出るが判定日のhcgが低く、判定日の当日に急いで鍼を施術。
hcgの値が無事に伸び、翌週に胎嚢確認が出来る。
安定期まで施術。
4.まとめ。
(第二子妊活は育児とクリニックの両立が鍵。)
第二子妊活では時間のやりくりが大変でした。
第一子は38歳で授かりましたが、高齢出産なので第二子妊活も急ぐ必要がありました。
第一子治療時の凍結胚が1ケではなく、3ケくらいあれば余裕があったのですが仕方ないですね。
採卵からのスタートとなると、第一子の預け先にも悩むところです。
クリニックは突発的な受診も多く、それに加えて鍼治療もとなると、時間はいくらあっても足りません。
ただ運良く保育施設のあるクリニックに転院できた事により、鍼治療も可能となりました。
第一子治療時と同じように鍼を行うことにより、採卵した2ケがグレードの良い胚盤胞になりました。
この成績は立派です。こちらも結果が出せてホッとしました。
ただ高齢妊娠の場合、判定日のhcgが低いことが多々あります。
年齢による子宮への血流量不足が原因だと考えられます。
hcgが低い時は一刻も早く鍼を行うことで血流量アップが見込めます。
無事に出産報告を頂いて、本当に嬉しいです。
Yさん次回はご自身のお体のケアにいらして下さいね。
お子さんのためにも丈夫で長生きを目指しましょう!