- 1.レデース鍼灸*子陵受診までの経緯(第一子出産後、自然妊娠するが流産。二人目不妊でクリニックを受診、乏精子症と判明)
- 2.初の体外受精失敗の後、2回目の体外受精に向けてレデース鍼灸*子陵を受診(誘発中からの鍼治療で胚盤胞凍結出来る)
- 3.生理中~移植・妊娠までの鍼で判定日に十分なβhcgを確認。(2回目~3回目)
- 4.さいごに ―乏精子症について―
Oさん36歳 体外受精 施術3回(治療成績2016.8.Dさん)
2歳になったお子さんを連れて遊びに来てくれました。
人見知りをしないニコニコした笑顔に癒されます。
第1子、第2子ともに男の子なので第3子は女の子を希望しているそうですが・・・、こればかりは分かりませんね👧
今は男の子2人の子育てで手一杯だそうですが、
第3子は凍結卵があるのでゆっくり子育てして下さいね🐣
1.レデース鍼灸*子陵受診までの経緯
第一子出産後、自然妊娠するが流産。
二人目不妊でクリニックを受診、乏精子症と判明。
流産後、1年経過しても妊娠しないために不妊専門クリニックを受診し不妊検査を受ける。女性側には問題ないが、男性不妊(乏精子症)と診断される。
人工授精(AIH)を1回受けるが、精子の状態が悪く体外受精を勧められる。
初の体外受精で3ケ採卵し2ケ胚盤胞で凍結出来る。
採卵の2周期後、移植するが化学流産(βhcg10以下)。
翌周期に再度移植、陽性反応は出ず。
2.初の体外受精失敗の後、2回目の体外受精に向けてレデース鍼灸*子陵を受診
誘発中からの鍼治療で胚盤胞凍結出来る。
初の体外受精失敗後、次の体外受精に向けてクロミッドとゴナールで誘発中にレデース鍼灸*子陵を友人から紹介される。
既にⅮ6(生理から6日目)だが、卵の育ちが悪いので何とかして欲しいとの主訴。
基礎体温表を拝見すると、高温期の上がり方が悪く、卵巣機能の低下が疑われたが、まだ35歳と若いので鍼効果も早いのではないかと判断し、太い鍼で施術を行う。
(通常は慣れるまでは細い鍼を使用するが時間がないため太い鍼を使用。)
この周期で4ケ採卵し、2ケ胚盤胞で凍結出来る。
3.生理中~移植・妊娠までの鍼で判定日に十分なβhcgを確認(2回目~3回目)
採卵後の生理中に2回目の鍼。
この鍼で前周期で不要になった内膜を剥がし、新しい内膜の土台を作る。
不要の内膜(古い内膜)の上に新しい内膜が出来る症例が過去にあり、この施術の後に終わりかけの生理経血が鮮血になる。
凍結胚を移植後、24時間以内に3回目の施術。10日後の判定日にβhcgが100欲しいところ300もあり、前回の化学流産時よりも十分な数値で妊娠。
4.さいごに ―乏精子症について―
一人目はすんなり自然妊娠できたのに、第二子では乏精子症で体外受精でした。
精液検査の結果は全身状態によって結構上下します。補中益気湯などの漢方やビタミンBやCのサプリも精子の質を上げると言われています。(参考文献『男性不妊症』著:石川智基先生)
働き過ぎ、睡眠不足も考えられます。
お正月明けには精子の状態が良くなる方も多く妊活を急いでなければ、ご夫婦で生活習慣の改善から取り組んではいかがでしょうか。
3人目もご希望だとか、まだ凍結胚が残ってます。夢を叶えましょう🍀