レディース鍼灸 子陵。不妊鍼灸。横浜市都筑区。判定日にhcgが低い場合は当日の鍼も効果あり。高齢出産で自然妊娠も。当院の最高年齢48歳。採卵、移植後に子宮内膜が薄い場合は鍼灸で厚くしましょう。
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症例・患者様の声(妊娠)

2018/12/17

44歳。体外受精からステップダウンで奇跡の妊娠・出産。

 

 

Yさん44歳 人工授精 施術45回(治療成績2014.8.Bさん)

 

2歳になったお子さんと一緒に遊びに来てくれたYさん。一緒に写真を撮りました。至福のひと時です。

 

高級外車が買えるくらい体外受精(IVF)に費用を掛けたにも関わらず、採卵の当日に排卵してしまい、急いで人工授精(AIH)に変更し、授かった方です。

 

30週の時に逆子になり、当院で逆子治療。

 

施術の2~3日後、産院で逆子が治っているか診てもらったところ、心拍が弱くなっている事が判明し緊急帝王切開となったそう。

 

小さく生まれた為に暫く入院生活が続いたそうですが、今はすっかり元気になったようです👶✨

 

 

 

 

1.レデース鍼灸*子陵受診までの治療履歴(5年間)

(内膜が薄く移植できない。)

 

結婚と同時に妊娠を希望するが、タイミングが取れない事が多く、大学病院の婦人科を受診。毎月、人工授精(AIH)を行う。夫の乏精子症も判明。

 

人工授精で2回妊娠するが心拍確認後に流産。ステップアップし体外受精を行う。

 

初の体外受精で2ケ採卵し新鮮胚2ケを移植するが、妊娠反応は出ず。

 

2回目の体外受精で8ケ採卵し、2ケの新鮮胚を移植・妊娠反応は出ず、凍結胚1ケが出来る。

 

残りの凍結胚を移植する予定が内膜が薄く、移植がキャンセルになる。

 

 

2.レディース鍼灸子陵の初診・主訴

(高温期が短く黄体機能不全。)

 

 

移植に向けて内膜を厚くして欲しい。

 

生理の量が年々少なくなっているのが気になる。

 

通常は内膜の厚さと生理の量は一致します。鍼で内膜を厚くすることは可能。

 

ただ気になる点があり、基礎体温表を拝見すると、体温の上がり方が良くなく、高温期も10日未満と短いため、黄体機能不全が考えられる。(高温期は10日~2週間は必要)

 

移植後は黄体ホルモンの補充が必要になるかもとお伝えする。

 

 

 

3.鍼で内膜が厚くなり、無事に移植。生理の経血量も増える。

(体外受精は休みたくない!毎周期の採卵・流産も経験。採卵直前に排卵。人工授精(AIH)で妊娠・出産。)

 

 

移植に向けて内膜を厚くする施術をメインに行う。

 

3回施術後、内膜が厚くなったので、移植周期となるが、凍結卵が融解中に縮み移植出来なくなり、破棄となる。

 

5回施術後、人工授精(AIH)を行うが妊娠反応は出ず。不妊専門クリニックに転院する。

 

初診で残卵が見つかりプラノバールを処方されリセットとなる。(残卵とは通常、卵が20ミリ以上の大きさになると排卵し、残りの卵は消えて黄体化するのだが、残る事がある。そのままにしても自然に消えるが、時間が掛かるのでお薬で強制リセットとする)

 

8回施術後、4ケ採卵し、初期胚を移植・妊娠反応は出ず。凍結胚1ケ出来る。

 

12回施術後、生理の経血量が増え、凍結胚を移植するが妊娠反応は出ず。16回施術後、2ケ採卵するが凍結出来ず。

 

鍼を続けながら毎周期の採卵を行うが凍結できない事が多く、クリニックのお休みを提案するが「休む事は考えられない」との事。

 

37回施術後、凍結胚が1ケ出来る。40回施術後、移植・妊娠するが心拍確認後、流産し自然排出。

 

また3周期続けて採卵するが、移植まで至らず、45回施術後、採卵予定でクリニックを受診。

 

排卵済であった為に人工授精(AIH)に急遽変更。そのまま妊娠。安定期まで施術。

 

 

 

4.逆子治療~帝王切開で出産まで。

 

29週で逆子になり、レディース鍼灸子陵を再受診。反応が悪いため30週も逆子治療を行う。(逆子治療で戻る確率は70%です。)

 

反応が良くなったので、戻っている可能性があり、確認の為に産科を受診。

 

そこで胎児の心拍数が落ちていることが分かり、急遽帝王切開で出産。

 

胎児に心不全が確認され、1カ月の入院となるが無事に退院。

 

 

5.まとめ。高温期は10日~2週間必要です。

(卵の質を上げてからの体外受精が成功の鍵。40代の自然妊娠はシリンジ法も効果的。日本生殖医学会と厚生労働省のデータ比較。50代自然妊娠の数。)

 

 

何回も体外受精を行い「高級外車が買えるくらいでした。私には体外受精が向いていなかったのでしょうね。」とご本人は仰っていました。「もともと妊娠できる体だったのに体外受精を行っていたのだと思いますよ。」とお答えしました。

 

初診の時に気になったのは高温期が短いことでした。原始卵胞は約200日かけて育ちます。

 

1回の生理周期で約1000ケの卵胞が目覚め、どんどん減っていきます。生理中に確認できる卵胞を誘発剤で育てるのが体外受精です。自然の場合は主席卵胞が1ケだけ排卵します。

 

排卵した後の殻が黄体に変わり高温期を作ります。卵が良ければ殻もいいので黄体ホルモンが良く出て高温期が続きます。最低でも高温期が10日以上続き、卵が良くなったことを確認してから体外受精を行うことが成功の鍵です。

 

体外受精をお休みする周期は人工授精(AIH)やシリンジ法を何度か行えば、妊娠への確率も上がります。レデース鍼灸*子陵の40代自然妊娠・出産は、ほぼシリンジ法です。

 

因みに『不妊症 Q&A 日本生殖医学会』と『厚生労働省 母の年齢別にみた出生数』を検索して比較して下さい。体外受精での40歳での出産率は7.7%。50歳以上の出産はほぼ自然妊娠です。

 

しかも第一子の方が多いのが驚きです。

 

200日かけて育つ卵です。

 

年齢が重なると体が良くなるのに時間がかかりますが、いったん体が良くなれば第二子も夢ではありません。

 

焦る気持ちは分かりますが、『急がば回れ』!

 

体を整えることが妊娠、出産への近道です😀

 

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