【Fさん38歳 体外受精 施術61回】
レディース鍼灸*子陵から
「お久しぶりで~す。」と元気いっぱいに治療成績2019.11.Bさんが入って来られました。6ケ月になるRちゃんも一緒です。
Rちゃんは色白の美人さん。ちょっと人見知りです。抱っこさせてもらったら、大泣きされてしまいました。ご機嫌を直してもらう為にお人形さんで一緒に遊び、また抱っこすると・・・またもや泣かれてしまいました。あんなに仲良く遊んだのに、う~ん残念。「抱っこはママがいいの!」という意志のはっきりとしたお子さんです。お子さんはみな個性豊かで可愛いいです。このまま、伸び伸びと育って欲しいですね。
Fさんも立派な高齢出産。産後、体調が戻るのに3ケ月かかり実家のお世話になっていたそうです。以前、45歳で出産された方は2年かかったと仰っていました。40代でも妊娠・出産できますが、子育てはやはり体力のようです。
Fさんが当院にいらしたのは36歳の時。ご本人は生理痛や高温期が続かないという悩みがありました。3周期の鍼で改善したのですが、妊娠の気配がありません。よく伺うとご主人が精液検査を嫌がっているとの事。夫を説得するのに1年半もかかりました。
精液検査を嫌がるご主人は多いのですが、医療従事者にとっては血圧や尿検査と同じ感覚です。精液の状態が悪いと男の沽券に関わると思うのでしょうか?
乏精子症の原因は働き過ぎやストレスの事も多く、日々頑張って働いている結果なのです。悲観する事はありません。実際、長いお休みの後は精子も元気になる人が多いです。
Fさんのご主人の精子は顕微授精を行うレベルでした。クリニックでは精子が1匹あれば大丈夫と言われますが、精子の質も大切です。漢方薬やサプリを併用しながら、4回採卵しやっと授かりました。
やっと授かったRちゃんに夫はメロメロで進んでオムツ替えもしてくれるそうです。もっと早く精液検査をすれば良かったと反省しているとか。妻の忍耐力のお陰様ですね。
凍結胚があと2ケ残っています。
ゆっくり子育てしてから、また第2子妊活を始めましょう。