レディース鍼灸 子陵。不妊鍼灸。横浜市都筑区。判定日にhcgが低い場合は当日の鍼も効果あり。高齢出産で自然妊娠も。当院の最高年齢48歳。採卵、移植後に子宮内膜が薄い場合は鍼灸で厚くしましょう。
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症例・患者様の声(妊娠)

2022/03/24

43歳・45歳で出産。着床障害を改善。妊活鍼は効果あり!初の移植で妊娠。

 

 

 

Mさん 43歳/45歳 体外受精 施術3回/4回(治療成績2021.3.Aさん)

 

もうすぐ3歳になるAちゃんと昨年11月に3024gで生まれたKくんを連れて遊びに来てくれました。

 

Mさんが当院に初診でいらしたのは42歳の時。凍結胚が3ケあるので、移植前に鍼で体を整えたいとの希望でした。

 

たった3回の施術で妊娠し、Aちゃんが生まれました。第二子のKくんも4回の施術で凍結胚を移植し出産できました。

 

高齢でも当院の中では最速の妊娠・出産でした。

 

ご本人も「もっと早く鍼に伺えばよかった」と何度も仰ってました。

 

二人の子宝に恵まれてとても幸せそうなMさんです。

 

Aちゃんはアンパンマンの絵を書いて見せてくれました。

 

お礼に『まき笛』をプレゼントしましたが、コツが分からず上手く吹けません。

 

何度も何度も練習しやっと音が出ました。Aちゃんはバンザイして大喜びでした。

 

Aさん、至福の時をありがとうございました!

 

 

 

1.レデース鍼灸*子陵受診までの経緯

(体外受精を繰り返すが、5年間一度も着床せず。(採卵8回・移植6回))

 

結婚7年目。自己流タイミング法を2年続けるが一度も着床せず。

 

不妊専門クリニックで検査を受ける。

 

左右とも卵管狭窄が判明。人工授精を1回行うが自然妊娠は難しいと体外受精にステップアップ。

 

初めての体外受精で12ケ採卵、移植できたのは1ケ・着床せず。

 

2回目の体外受精で7ケ採卵、移植できたのは1ケ・着床せず。

 

クリニックを転院し、3回目の体外受精で3ケ採卵、移植できたのは1ケ・着床せず。

 

4回目の体外受精で7ケ採卵・移植できたのは1ケ・着床せず。

 

クリニックを再度転院、5回目の体外受精で3ケ採卵・受精せず

 

6回目の体外受精で4ケ採卵・1ケ移植・着床せず。

 

7回目の体外受精で5ケ採卵・受精せず。8回目の体外受精で5ケ採卵・凍結胚が3ケ出来る。

 

内膜のポリープ切除。

 

やっと出来た凍結胚を万全な状態で移植したいとレディース鍼灸子陵を受診。

 

この間クリニックでの治療は5年に及ぶ。

 

 

 

2.主訴

(卵が悪いのか?この凍結胚で妊娠しなければ諦める。)

 

周期は26~28日生理の経血量は少なく塊が出るが生理痛はなし。

 

卵は採れても妊娠しない。

 

卵の質が悪いのでしょうか?

 

この3ケの凍結胚を移植しても着床しなければ、子供は諦めます。と大変深刻なご様子。

 

 

 

 

3.レディース鍼灸子陵の問診・治療方針

(卵巣は良好、着床障害の改善で妊娠できる。)

 

AMHは年齢相応であるがFSHが9.1(生理3日目)と良好。年齢的に20くらいになり体外受精で誘発しても卵の数が採れない方が多い。

こんなに採卵を繰り返しても胚盤胞凍結できるなんて、卵巣は元気で問題ない。

 

BMI値が23あり、体に余裕があるためと推測される(BMI値が18未満だと卵巣機能が低下されている方が多い)卵巣は30代レベルのFSHである。

 

最近はAMHを気にする方が多いですが、AMHよりもFSHの方が需要です。その周期の卵の状態が分かります。

 

一般的には採卵を続けると卵巣が疲弊して、受精もしなくなる方が多い中、立派な卵巣です。

 

今ある3ケの凍結胚も良い卵と推測できますので、3ケの凍結胚で二人目の出産も夢ではないとお伝えしました。

 

ただ着床しない原因は子宮の環境(着床障害)にあり、生理痛はないが経血量が少なく、塊が混じることがある。

 

少し子宮が元気をなくしているのではないか?子宮内の環境を整えて着床しやすくなるように、施術を行う。

 

 

 

4.鍼施術~43歳で第一子出産まで

 

 

3回施術後、移植・着床。10日目の妊娠判定の血液検査hcgが391も出る。

 

通常1週間目で50、10日目で100が目安なのでしっかりと着床した事が分かる。

 

ご本人は鍼を始めてから、初の着床でかなり驚かれ、『妊娠が継続するのか?』と疑っていたようですが安定期まで施術し、無事に帝王切開で2728gの女の子を出産。

 

凍結胚が2ケ残り、第二子にも期待。

 

 

 

5.第二子を45歳で出産。移植前にレディース鍼灸子陵を再受診。

 

 

第一子出産後、生理の経血量が減っているとの事。

 

凍結胚があるので子宮への施術を重点的に行う。

 

2回施術後、移植するが着床せず。4回施術後、移植・妊娠。安定期まで施術。

 

第二子も帝王切開で出産。

 

 

6.まとめ

(着床障害の原因は子宮の環境。)

 

 

体外受精を繰り返す度に採卵数が減っていきました。

 

これはクリニックによる誘発方法の違いもありますが、卵巣が疲弊していった事が原因です。

 

ただ8回も採卵した割りには卵巣は元気だったようで、凍結胚ができました。立派な成績です。

 

しかし、一度も妊娠反応は出なかったようです。

 

ご本人は卵が悪いと思っていたようですが、年々、生理の経血量が減り、経血に塊が混じる。

 

この状態から子宮内膜の問題(着床障害)が疑われました。生理とは不要になった内膜を子宮が動いて排出する作業です。

 

排出に長く時間が掛かると経血が子宮内で固まるために塊が出る。

 

子宮に元気がなく排出できない状態が続いていたようです。

 

子宮だけの問題でしたので、鍼治療も比較的早く結果が出ました。

 

胚盤胞を何度も移植しても妊娠しない方は、生理の内容を良くする鍼で着床しやすくなり、着床障害の改善が期待できます。

 

Mさん諦めずに良かったですね。おめでとうございます!

 

お二人のお子さんにお会いできて私たちも幸せでした😄

 

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