- 1.レデース鍼灸*子陵受診までの経緯
- 2.レデース鍼灸*子陵の問診と治療方針生理痛を解消して子宮環境を整える
- 3.体外受精で、流産を経験2度目の採卵~妊娠・卒業まで
- 4.2回も逆子になり、鍼灸で逆子治療
- 5.考察/クリニックの転院が成功の鍵
Tさん37歳 体外受精 施術18回
30・33週と2回も逆子になり、年末のギリギリまで治療にいらしていた方です。
逆子の治療の後、大きいお腹なのにご自身で車の運転をし、高速に乗って帰宅されるとの事でした。無事に帰宅されたか最後まで心配でした🚗
その後1月末に38週帝王切開で出産されたとお電話を頂きました。
赤ちゃんの心拍が落ちてきた為の緊急帝王切開だったとのこと💦
色々と大変な妊娠後期でしたが、
無事にご出産の報告いただけこと大変うれしく思います。
本当におめでとうございます✨
1.レデース鍼灸*子陵受診までの経緯
治療歴2.7年。結婚と同時に不妊専門クリニックを受診。
タイミング法15回、人工授精(AIH)を2回受けるが陽性反応なし。
体外受精にステップアップし、2回採卵・2回移植するが結果が出ず、クリニック転院と同時にレデース鍼灸*子陵を受診。
採卵して卵は7ケ採れるのに、移植できる卵は常に1ケのみ。
転院先のクリニックでの体外受精前に体調を整えたい。
卵巣の状態を良くして欲しいとの希望。
2.レデース鍼灸*子陵の問診と治療方針(生理痛を解消して子宮環境を整える)
BMI値が17と低い割りにはホルモン値(FSH6.7mlu・LH5.2mlu/5日目)が良いので卵巣の状態は良好。
体外受精を行ったクリニックでの誘発方法が体に合っていなかった可能性あり。
卵管造影、精液検査ともに問題なく、急がなければ自然妊娠も十分可能であると伝。
ただ、生理の内容に問題有り。生理痛、経血量少なく、塊りが出る。
子宮内の環境が悪いと判断。卵巣についても問題はないがBMI値を標準にすることで卵の状態がより良くなるので、栄養指導も行う。
2回の鍼治療で生理痛が治まる。
3.体外受精で、流産を経験(2度目の採卵~妊娠・卒業まで)
体外受精の周期で残卵がありリセットとなる(5回目)
8回目の施術後、採卵・凍結胚1ケ出来る。
移植し妊娠するが胎嚢確認後、流産。自然排出できる。
流産後、3周期後に採卵、凍結胚1ケ出来る(16回目)
翌周期も採卵するが空胞。凍結胚は移植・妊娠(18回目)
安定期まで施術し妊活卒業(21回目)
4.2回も逆子になり、鍼灸で逆子治療
30週になって逆子と判明。鍼とお灸で逆子治療を行う。検診で逆子が戻った事を確認するが、33週でまた逆子となり、再度、逆子治療を行う。
34週の検診で逆子が戻った事を確認。逆子治療は70%の確率で治ります。
その後、出産報告を頂く。
5.考察(クリニックの転院が成功の鍵/子宮環境改善/BMI値の目安)
最初のクリニックでは誘発に飲み薬と注射を使用。体外受精では一般的な誘発方法であるが、BMI値が17と低いTさんには不向きであったと考えられる。
転院先のクリニックでは自然周期での採卵の為に1ケしか採れないが常に胚盤胞凍結ができる。流産という悲しい経験をすることになるが、自然排出できるほど子宮の状態は良くなっていた事が分かる。
ご本人も初めて着床したことで、前向きに治療を継続。2度目の採卵・移植で無事に妊娠。
ご自身に合った誘発方法のクリニックと出会えたことが成功の鍵であった。
★当院では約20年の不妊専門鍼灸院の実績があり、各クリニックの誘発方法は熟知しておりますので、お気軽にご相談ください。★
流産後は卵を貯めたいと2回続けて採卵したが空砲であった。
これはBMI値が低いことが原因の一つと考えられ、標準体重維持は妊活には最重要課題であり、BMI値は20くらいを目安にして頂きたい。